ALDUIN'S WALL
Home > Links > others > ALDUIN'S WALL
Alduinの予言の壁画(ALDUIN'S WALL)
Game Informer誌のサイトにおけるTES5:SKYRIM特集ページにあるAlduin's Wall(スカイリムの高峰にある予言の壁画とされている)にTES5スカイリムの重要なキーワードがいくつか解説されています。Game Informer誌は日本語版がないので、翻訳をお届けします。
壁画のクリックできるポイント、右側から解説します(ちなみに時系列としては左から右にかけて、過去から時代が進んでいます。つまり、ここでは下のほうがより過去の記録)。
Hope
翻訳 - 希望
Alduinの壁に描かれた予言は悲惨なものであるが、さりとて希望が損なわれているというわけではない。ドラゴンらと同じ力を持った個人が目覚め、Alduinに対して闘いを挑み、世界を救うという予言がそれである。壁画にはタムリエルの外にある大陸、アカヴィリに由来する鎧を纏ったBladesが描かれている。壁画中のBladesはDragonbornの前に膝をついている。Bladesらは永年に渡って綿々とDragonbornの血筋を護り続けてきた。Dragonbornが再来し、Alduinに対峙するその瞬間のために。200年前、オブリビオンの顎を閉じるために、Dragonbornの血脈は最後のSeptimと共に途絶えた。しかし、Skyrimのはじまりには孤独な虜囚が自分にも(Dragonbornと)同じ力が秘められているのではないかということを知る……。
The Throat of the World
翻訳 - 世界の溝
スカイリムの極寒の地には高山がそびえ立つ。The Throat of the World(世界の溝)はHigh Hrothgarがある場所であり、Dragonbornの物語において重要な鍵を握るGreybeardsが住まう場所である。人里離れた彼らの隠れ家に達するためには7000もの歩を必要とする。ここにはAludinの壁があり、山がふたつに割れていることを目にすることができる。あたかもゲーム開始時にSkyrimの情勢を現しているかのように。
訳注:High HrothgarはGreybeardsの住む場所。Greybeardsはノルドの高位宗教者……のような人たち。その生涯沈黙を守り、瞑想を続けるという。しかし、タイバー・セプティムことタロスがこの地を訪れたときに口を開き、その運命を予言したとされている。また、Trailerでも語られているようにノルド(the Sons of Skyrim)はふたつの勢力に分かれて戦争をしているようだ。
The Sons of Skyrim
翻訳 - Skyrimの息子達
第四紀がはじまるとBladesのひとりであるエスバーンがトレーラーで語ったように、"Skyrimの息子達"(訳注:ノルド)が自らの血を流しあう。この恐ろしい出来事こそがAlduinの帰還の最終的なきっかけとなるのである。TES5スカイリムがはじまると同時にスカイリムのHighKingは殺される。この北国の多くの勢力は200年前のセプティム朝滅亡から衰退を続ける帝国からの離脱を望んでいる。しかし、その他の勢力は帝国はまだ価値のある存在であると主張している。両者の対立は避けられそうにもない。
The Oblivion Gates
翻訳 - オブリビオンの門 TES4
TES4オブリビオンの当初におけるウリエル・セプティム七世の死もAludinの帰還のきっかけのひとつである。セプティム七世の私生児であるマーティン・セプティムはシロディールの守護者の力を借り、オブリビオンの門を閉じることに成功した。しかし、その命は失われ、セプティム朝の終焉と共にタムリエルの第三紀もその幕を閉じた。
The Red Mountain
翻訳 - レッドマウンテン TES3
TES3:モローウインドにおいて中心的な役割を持つVvaardenfellとしても知られる山。デイゴス・アーが山中に要塞を構えていたが、ネレヴァリンが彼を倒した。
Numidium
翻訳 - ヌミディウム TES2
「ヌミディウムの再来」もAlduinの帰還の端緒となる予言の一片である。ヌミディウム──巨大な真鍮製のゴーレムはTES2:ダガーフォールで再構築された。ダガーフォールのイベント「Warp in the West(西の歪み)」でヌミディウムを誰がコントロールするかを決めることができる。奇妙な出来事を同時に起こすことができ、世界を劇的に変えることができた。
訳注:Numidiumはドワーフによって製造された全長数百メートルの巨大なゴーレム。第一紀のチャイマーとの間に起きたレッドマウンテンの戦いで使用されたという。モローウインドのトライビューナルとタロスは密約を交わし、帝国は第二紀の終わりに行われた戦争でNumidiumを侵攻兵器として使用し、タムリエル統一に役立てたという。また、その後Numidiumは解体されていたが、第三紀400年頃にユリエル・セプティム七世の命令によってBladesの手により再構築された(TES2:Daggerfall)。
The Staff of Chaos
翻訳 - 混沌の杖 TES1
Alduinの壁に描かれている予言は、Alduinの放逐後、つまりAlduinの帰還以前に起きる大きな出来事にも言及している。その最初のものとなるのが混沌の杖の破壊、TES1:アリーナでのイベント。杖は異次元(オブリビオン次元)への門を開き、生物をそこへと置き去りにすることのできる強力なアイテムであり、帝国のバトルメイジであるジャガー・サーンはユリエル・セプティム七世をオブリビオン次元に幽閉するために使われた。その後、ジャガー・サーンは彼自身に対して杖が使われぬよう、杖を破壊したのである。アリーナの英雄(訳注:TES1の主人公)はこの杖の破片を集め、再構築し、ジャガー・サーンを倒し、ユリエル・セプティム七世を救った。
Alduin's Defeat
翻訳 - Alduinの敗北
この謎めいた壁画はかつてAlduinが人類の知恵と勇気によって撃退させられたことを語っているものの、それ以上のことは語られていない。壁画は新たに帰還したドラゴンを倒す宿命を負う主人公にとって重要なものとなっています。Alduinに立ち向かっている人物は誰か? どのようにして最強の獣を世界から放逐したのか? おそらく再臨するというDragonbornが答えを出すのであろう。
Devastation
翻訳 - 荒廃
数千年前、歴史が文字に記されるようになるはるかな昔に、ドラゴンらは辺境の人類をその力で駆逐した。人類は彼らに抗う力はなく、少数はドラゴンを崇拝したものの、残りのほとんどはただドラゴンらを恐れるのみであった。3回のうちの最初として描かれているAlduin──世界を喰らう者。この恐るるべきクリーチャーはいつの日か帰還し、タムリエルを喰らい尽くすと予言されており、その日はすでに来ている。
訳注:「3回のうちの最初」がいまひとつ意味不明。ドラゴンの襲来が3回予言されており、数千年前のそれが最初、今回が2回目ということか?
その他訳注
Alduinの敗北の左右にノルドの使うとされている「声」(Thu'um。攻城兵器とすらなるとされ、タロスも使ったとされる)が描かれているところが注目点。
また、主人公はDragonbornであると断じているところも注目点。また囚人か(笑)。