アカトシュ のバックアップの現在との差分(No.7)



カグレナックの祭器(Kagrenac's Tools)とはドワーフの祭司であるカグレナックが作り出した3つの道具の総称である。

すなわち、レイスガード(Wreithguard)、サンダー(Sunder)、キーニング(Keening)の3点である。それぞれ籠手、鎚、短剣の形を取っている。

このアーティファクトは武器ではなく、あるひとつの目的のためにドワーフ族の技術の粋を集められて作られた「祭器」である。

神殺しの祭器とも呼ばれるこれらの道具はロルカーンの心臓?とされる石から神の精髄を取り出すために作られた。

レイスガードはサンダー、キーニングの持つ魔力から使用者を守り、サンダーは石を叩くことで精髄を取り出し、キーニングは精髄を形としてまとめるために使われたという。

この祭器を使った者は神と同等の力を得、不死になるとされている。第一紀700年、レッドマウンテンの戦い?においてカグレナックの祭器は使用された。と同時にドワーフ族になにかが起きた。何が起きたのかいまでは誰も知るものは存在ないが、ドワーフ族は1人を除いてタムリエルから消え去ったことだけは確かである。

また、同時期にチャイマーの肌は灰の色となり、目は燃える炎へと転じた。一説にはトライビューナルが現人神と化したのはカグレナックの祭器によるものともされるが、モローウインドにおいてカグレナックの祭器について知ろうとすることは重罪にあたるため、噂以上のものを知ることはできない。
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神々の長、時の神


アカトシュ(Akatosh)はシロディールにおいて信仰の厚い九大神の長であり、時を司る神である。ニルンを見つけた二柱の神の片方ともされる(もう片方はロルカーン?)。

竜の姿を化身として取り、シロディール各地にその像があるという。

特にインペリアルにおいて最高神、神々の長として崇められている。帝都の正門にはワイバーンの形をしたアカトシュ像が安置されている。その他には壮年の男性と龍、両方の首を持つ賢人としても象られることがある。
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シロディールの多くの種族に信仰されているが、ダークエルフ?らからの信仰は極めて薄い。かつてはアカトシュとは異なる名前で呼ばれていたというが、その名称すら忘れ去られているほどである。

TES4の主題のひとつでもある王者のアミュレット?はアカトシュがセプティム家(聖アレッシア?)に与えた秘宝であり、タムリエルとオブリビオン次元に超えられない障壁を作り出す力があった。

一説によると第三期終焉の頃に破壊を司るデイドラであるメエルーンズ・デイゴンが帝都に直接降り立った際、巨大なアカトシュ神が人々を守るためにThe temple of the one──最高神の神殿に降り立ったともされている。


シロディールの神々 Nine Divines / Aedra